植栽、保育
おかやまの森整備公社では、昭和40年の設立以来、林齢45年生において皆伐による主伐を行う方針で森林を管理してきましたが、平成17年との公社改革により、森林の持つ公益的機能を一層重視した方向へと経営方針を転換しました。
土地所有者の皆さんのご協力を頂き、契約期間を70年に延長した造林地については、主伐を択伐方式とし、針広混交林を造成するための森林施業基準を定めています。
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①植栽
樹種は、スギ、ヒノキ、マツとし、適地適木の原則により実施します。
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②下刈
全刈を原則とし、植栽後7年生以下で、植栽木の先梢が雑草や灌木より抜き出るまで実施します。
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③除伐
植栽木の成長を促進するため、13年生前後に主林木の成長に支障となる他の樹木及び将来主林木となる見込みのない不良木を伐採します。
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④保育間伐
森林の健全な育成を図るため、19~35年生のスギ、ヒノキを対象に実施します。
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⑤枝打ち
スギ、ヒノキの材質向上を図るため、良質材の生産が見込まれる林分については、13年生前後に打ち上げ高2.0m、20年生前後に打ち上げ高1.5mで、枝下高が3.5mになるまで実施します。