森林土木技術研修会の開催
当公社では毎年、市町村職員等を対象として、森林土木技術の向上を図るための研修会を実施しています。
主な研修内容は、森林整備事業標準歩掛等の改正に係る情報、林道災害における災害査定の流れなど林道を中心とした事業推進のための講義や、その他事業に関するトピックスの提供などで、岡山県の治山、林道の担当者に講師をお願いし、県下の市町村担当者に参加いただく大変有意義な研修です。
研修では室内講義のほか、実際に現地を見ながら、災害時の迅速な判断・対応について検討したり、工事の施工管理や完成した施設の維持管理の検討、あるいは工事資材に関する施設等の見学なども行っています。
今後も市町村の森林土木事業に携わる方のお役に立てる内容の研修にしていきたいと思っています。




【令和7年度の研修会を実施しました】
令和7年度の森林土木技術研修会を、8月28日(木)に、倉敷市真備町箭田の「まびふれあい公園」多目的室等を会場にして開催しました。
本年度は半日の日程として、森林整備事業標準歩掛等の改正に係る情報提供、県の担当者から林道災害復旧事業の概要や災害査定の流れなどの講義をしていただいたほか、昨年度の研修で、能登半島地震に伴う林道災害の調査支援に職員を派遣した概要を報告しましたが、この派遣のスキームとなる「都道府県森林土木コンサルタント連絡協議会」の取り組みについての説明を行いました。
さらに、会場であり、平成30年の西日本豪雨災害で甚大な被害を受けた真備地域の復旧復興のシンボルとして整備された「まびふれあい公園」について、倉敷市役所真備支所の建設課長様から公園整備の概要や防災公園としての機能についての御説明をいただいた他、防災備蓄倉庫の見学などをさせていただき研修会を終了しました。