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森林管理認証

森林管理認証(FM認証)を取得

おかやまの森整備公社は、岡山県森林認証・認証材普及促進協議会に参加し、平成28年3月、一般社団法人緑の循環認証会議(SGEC)の森林管理認証を取得しました。

1目的

環境保全等に配慮した持続可能な森林経営を支援するために、国際的な木材取引では森林認証材が標準となりつつあります。

このため、①公社の森林経営が、環境保全への配慮等に関して国際的にも一定の基準を満たしていることをPRし、②消費者の選択的な認証材の購買を通じて、生産材の需要拡大を図ることを目的としています。

2協議会の取得した森林管理認証(FM認証)の内容

森林管理認証
取得面積
99,712ha
内訳
  1. ・県営林(県有林、県行造林地) 5,003ha
  2. ・津山市有林2,088ha
  3. ・真庭市有林6,266ha
  4. ・新庄村有林1,787ha
  5. ・おかやまの森整備公社(全部) 25,596ha
  6. ・真庭森林組合21,760ha
  7. ・國六株式会社新庄村事業所1,138ha
  8. ・服部興業株式会社387ha
  9. ・新見市有林1,721h a
  10. ・美作市有林103h a
  11. ・津山森林組合5,800ha
  12. ・鏡野町有林1,934h a
  13. ・作州かがみの森林組合7,951h a
  14. ・美作東備森林組合3,203h a
  15. ・奈義町森林組合1,252h a
  16. ・株式会社板坂林業458h a
  17. ・久米郡森林組合3,328h a
  18. ・新見市森林組合4,792h a
  19. ・びほく森林組合72h a
  20. ・岡山森林組合5,073h a
取得年月日 令和3年3月23日(5年間有効)
認証規格 (一社)緑の循環認証会議(SGEC)

3森林管理認証マニュアルに基づく主な取組内容

  1. ・作業現場における安全衛生状況の把握、安全装備の装着確認
  2. ・間伐、路網整備など作業種別仕様書の遵守状況確認
  3. ・定点観測による植生調査
  4. ・希少動植物の保護、薬剤使用による生態系への影響確認 など

【参考】森林認証制度

独立した第三者機関が一定の基準を基に、適切な森林経営や持続可能な森林経営が行われている森林又は経営組織などを認証(FM認証)し、それらの森林から生産された木材、木材製品にラベルを付ける(CoC認証)ことにより、消費者の選択的な購買を通じて、持続可能な森林経営を支援する制度。

FM認証:責任ある森林管理のために一定の基準をクリアした林業経営・森林管理に与えられる認証[Forest Management(森林管理)]
CoC認証:各流通の過程で、非認証製品が誤って混入することを防ぐために、認証製品を取り扱う加工業者や流通業者が取得する認証[Chain of Custody(管理の連鎖)]