平成29年8月2日
利用間伐を実施するための調査
新見市下熊谷にある公社造林地内において利用間伐を実施するための調査を行いました。
今は夏真っ盛り!作業道には草木が繁茂しており、酷暑の中、道を歩くのも大変です。
この日は、作業道の状況や木の生育を調査するほかに、公社造林地と隣接の民有林との境界を確認しました。すると、隣接の民有林に「巻枯らし間伐」の施業地がありました!
皆さん、「巻枯らし」ってご存じですか?
簡単に説明しますと「巻枯らし」とは樹皮等を環状に剥ぐことで木を立ったまま枯らすという方法で、作業自体は簡単で危険を伴わないのですが、枯れた木がいずれは倒れてくるため、人が普段入らない奥地の山や放置林等の間伐方法として注目されています。実は大学時代「巻枯らし間伐」に関する研究をしていたこともあり、ふと学生時代を思い出しました。
話は戻りますが、今回調査した造林地は今月発注予定なので、入札が上手くいくことを祈るばかりです。(byKすけ)
既設作業路の状況を確認。
木の生育を調べています。
巻枯らし間伐施業地です。
巻枯らし(樹皮を環状に剥いでいます。)
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