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先輩職員からのメッセージ

森林経営部  森林経営課・有本孝明(2018年入職)

 

ひと山あたりの間伐サイクルは約7~10年。管理区域が広大なため、自ら担当する区域において、ほぼ毎月、間伐事業の発注を行っています。

山にもそれぞれ個性があり、造林木の育成状況に加え、地形や土質、傾斜などの特性を考慮しながら、各座に適した設計を心がけています。

計画的に事業を立案・実行する力が求められ、また、夏冬の外業では体力も要する仕事ですが、その分、成果が眼前の美しい森となって現れるやりがいは絶大。

一見地味で地道な森林経営は、良い姿の森林を次世代に引き継ぐ、壮大な未来につながる仕事。真っ暗な森林に陽の光が差し込むさまは本当に清々しく、常に自然の気配を感じながらのびのび働けます。

 

                      

 

森林土木部  森林整備課・佐藤和希(2021年入職)

 

この仕事の最大の魅力は、日々の業務が地域の安心安全で快適な住民生活にダイレクトに生かされること。

自分が描いたルートに沿って山林内に美しい道が完成し、あるいは被災後の林道復旧で住民の方々が日常を取り戻す様子を目の当たりにすると、それまでの苦労も一気に吹き飛びます。「道」といえば大きな舗装道ばかりを想像していましたが、豊かな自然を守り、自然と共存するインフラの整備は、SDGsの取り組みにも通じる未来志向の事業。

「今」の地域生活だけではなく、「未来」の地域社会にも生かされ続ける仕事に携われるやりがいを、ぜひ存分に味わってください。