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平成29年10月25日

千葉参与による職員研修会

公社参与である千葉喬三氏(元岡山大学学長)による職員研修会を開催しました。

現地研修の1箇所目として、備前市吉永町今崎にて、早生樹(コウヨウザン)植栽地の視察に行きました。(国研)森林研究・整備機構 森林整備センターの方から説明をいただき、コウヨウザンについての特性や今後の計画について学びました。

現地研修の2箇所目は、美作市英田青野にて、急傾斜地における施業についての研修を行いました。研修地は平成27年度に初めての利用間伐として、4残2伐の列状間伐を行っております。

今後も広葉樹の侵入を促進させ、針広混交林への誘導に努めたいと思います。

午後から室内にて、平成29年度広葉樹侵入状況等調査結果について研修を行いました。調査地は県内に4箇所設置しており、今回は新庄村において調査しました。クロモジ、ヤマフジの出現率が高いことや、県内ではあまり見られないアオモジが確認されたとの報告がありました。

最後に千葉参与より講評をいただき、今回の現地研修箇所(列状間伐地)については「いい山になっている」、広葉樹侵入調査箇所(新庄村)についても「うまくいっている」との評価をいただきました。

今後とも、公社の経営目標である針広混交林への誘導を進めていきたいと思います。

(byおはる)