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令和2年11月24日

千葉参与による職員研修会

公社参与である千葉喬三氏(中国学園大学・中国短期大学学長)による職員研修会を開催しました。

現地研修①として、天然力を活用した森林づくりを行うために試験区を設定して成長量調査を行っている新見市大佐上刑部地内古谷国有林にて研修を行いました。現在日本の木は成熟期を迎えていますが、更新が遅れている状況です。更新促進のための取組としてこちらでは天然更新を行おうとされています。大規模な試験区を見ることで針広混交林誘導に対する理解が深まりました。

現地研修②として、バイオマスサプライさんの木質バイオマス発電関連施設を見学させていただきました。初めて目にするものばかりで大変貴重な時間を過ごすことができました。

現地研修の後、バイオマスサプライ会議室をお借りして、美咲町に設置された広葉樹侵入状況等調査地についての室内研修を行いました。ヒサカキが多いこと、有用広葉樹であるウワミズザクラ、ヤマザクラ、クリの生育が確認できたことなどが報告されました。

最後に千葉参与の講評で「公社が行っている広葉樹の進入状況調査等は、環境保全につながる大事な研究であるためこれからも続けて欲しい。」というお言葉を頂きました。

今回の研修で学んだ事をこれから行っていく森林整備に活かしていこうと思います。

byひろ