習うより慣れよ ~ドローンを対地高度一定で飛ばそう!前編~
「習うより慣れよ」シリーズ第3弾はドローンを対地高度一定で飛ばすことに挑戦!!
現在、公社で所有しているドローンは全てDJI社製であり、普段はGS PROという自動航行アプリを使って空中写真を撮影しています。
DJI社のGS PROは操作が比較的容易である一方、高度の設定が「飛行高度一定」のみであり、「対地高度一定」には対応しておらず、高低差のある場所での撮影には不向きでした。
そこで登場するのが自動航行アプリ「Litchi(ライチ)」!
Litchiは飛行高度一定だけではなく、対地高度一定の自動航行にも対応する有料のアプリです!!
他にも対地高度を一定で自動飛行計画を作成できる有料のアプリはありますが、
Litchiは三千円程度と安価であるため導入しやすいといったことがあります。
公社では以前からLitchiを購入していましたが、使用方法が分からず使っていませんでした。
さらに、表示形式が英語であることが自分にとっては最大の要因・・・・・・
英語アレルギーの自分は、Litchiのアプリがあってもタップする気になれませんでした。
しかし、今回!
Litchiのテキストを発見!!
※無料公開してあったものをダウンロードしました。
テキストがあれば怖い物なしです!
英語が読めなくても大丈夫です!!(^A^)Yes We Can!!
それでは冒頭部分が長くなりましたが、
ここから「ドローンを対地高度一定で飛ばそう!」スタート!!
LitchiはGS PROとは違い、飛行速度や飛行高度、オーバーラップ率等が容易に調整できないということで、
まずは「Mission Planner」(※フリーソフト)を使用して、撮影範囲や飛行ルート、飛行高度等を設定します。
↑Mission Plannerの画面
このままでは、公社造林地が分かりにくいので
KMLファイルを使って公社造林地を表示させます。↓(これはテキストに書かれていなかったため苦労しました。)
ここからはテキストどおりに進めます。
飛行ルートの設定
カメラの設定
オーバーラップ、サイドラップ率の設定 etc.
↑飛行区域の設定
↑飛行経路の設定
作成した飛行計画ファイルをExcelでLitchiで読み込めるファイル形式に加工したら
ようやくLitchiの登場!
・・・・・・と、思いきや
その前に国土地理院が公開しているDEMデータ(10mメッシュ)をダウンロード!
ダウンロードしたDEMデータを変換ツールでGeoTIFF形式に変換!!
さらに今度は変換したDEMデータをQGISでASCII GRID形式に変換!!!
(テキスト様々です!)
そして、今度こそLitchiの登場です!
パソコン上でLitchi Mission Hubのホームページを開き、飛行計画とDEMデータをインポートします。
設定の「Above Ground」にチェックを入れたら、標高+○mの高さで飛行できるそうです!
飛行計画が出来たら
あとはiPad側のLitchiでログインしてデータを開けば、あら簡単!
テキストのおかげで、あっという間に出来ました!!(^^)/
飛行計画の作成はできましたが、これまでにLitchiを使ったことがないので、次回はLitchiを使ってドローンを飛ばす練習をしようと思います。
(けいちぇる)