令和6年5月8日
森林に潜む危険生物
津山市阿波の公社造林地の収穫調査に行ってきました。 阿波は鳥取県境のためか、他の山より涼しい気温で、下層植生が進んでいないように見えました。歩きやすく視界も良好ですが、熊も出る地域のため、襲われると身を隠せませんね...
1日調査を終えて、作業着を脱ぐと、ぽろっと何か落ちました。 何かと思い、観察すると...
マダニでした!!!
それもサイズが1cmを超える大きな個体でした!! あぶなっ!!
血を吸われると長い期間かゆみがあったり、場合によっては感染症を引き起こし、
嘔吐や発熱等の症状が出るそうです。吸血されている場合、触れずに即病院受診です!
マダニの口にはかえしの様な形状で無理に取ると口が残って治りが遅くなる上に
化膿して悪化します。慌てず、対処しましょう!
また、他の山の調査でもマダニがくっついていました。 津山市桑下の山で遭遇。
小さくて、動きも早く、ピントが合いません... サイズは2mm程度で目を凝らさなければ、見えません。 シカやイノシシ等の野生動物がマダニの運び屋であり、動物が通過して触れた植物 の葉の裏に移動し、簡単に移ります。
春から秋にかけて活動するため肌を露出せず、虫除けスプレーをしましょう。
by 小料理の鉄人
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